1.「手洗い」を励行する
咳やくしゃみによる飛沫感染と、飛沫に含まれるウィルスが付着した手指で自分の眼や口、鼻を触ることによって成立する接触感染があります。流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。外出後や食事の前など、石鹸での、まめな手洗いを習慣づけましょう。2回洗いが有効です。
また、流行期にはなるべく人ごみを避けましょう。
2.湿度を適度に保つ
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。うがい・マスクの着用による適度な湿度の保持も有効です。
(定期的な室内の換気を忘れずに行ってください)
3.体力を保つ
体力が低下しているとインフルエンザウイルスに感染しやすくなります。
日頃よりしっかりと休養をとり、バランスの良い食事を摂ることで免疫力を維持することが重要です。
咳エチケット
・咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて 1m以上離れましょう。
・鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。
・咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。