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ノロウイルス感染症
ノロウイルスによって冬季に多発する感染性胃腸炎です
症状
感染後24~48時間で下痢・吐気・嘔吐・腹痛・発熱などの症状が出ます。
通常3日以内に回復しますが、子供やお年寄りは重症化したり、誤って吐物を気道に詰まらせる ことがあるので注意が必要です。
症状消失後も3~7日間程度は便中にウイルスが排泄されます。
感染経路
経路1:
人の便中のノロウイルスが、下水を経て川から海へ運ばれ、二枚貝に蓄積されます。それを、十分に加熱しないで食べると感染します。
経路2:
ノロウイルスに感染した人が、十分に手洗いを行わず、ウイルスが手に付いたまま調理をすると食品が汚染され、その食品を食べた人が感染します。
経路3:
ノロウイルスを含む便や嘔吐物を処理した後、手に付いたウイルスや不適切な処理で残ったウイルスが、口から取り込まれ感染します。
ノロウイルス感染症感染経路
感染予防対策
  • 食材を加熱調理すること(85℃、1分以上)
  • 石鹸を使用し、十分な手洗い(消毒)を励行する。
    特に、調理の前、食事の前、トイレの後は念入りに!
  • 下痢、嘔吐などの症状がある場合には、調理、盛り付けには従事しない。
  • 生鮮食品(野菜、果物など)を十分に洗浄する。
  • 清潔な器具、容器を使用する。
  • 盛り付けや配膳などの作業時には手袋を着用する。
  • 嘔吐物や排泄物は衛生的に処理し、塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒を行う。
    • 使い捨て手袋を使用して処理する。
    • 処理に使用した雑巾、嘔吐物や排泄物は付着した衣類は必ず消毒する。
あなたの手きれいに洗えていますか

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