令和6年12月18日(水)文教スカイホールにて、「令和6年度安全衛生講座」を開催しました。
安全衛生講座は、本学教職員を対象に、職員の職場における安全及び健康の確保のため、職員の意識向上及び啓発を目的として毎年開催しています。当日は、教員や事務職員など32名の方々にご参加いただきました。
今回は、長崎大学病院総合診療科 睡眠・覚醒障害外来 助教 近藤英明氏を講師にお招きし、「睡眠・覚醒から考えるすべての人がやすらかに暮らす社会とは」と題して講演いただきました。
講師の近藤先生には、「個々人が必要な睡眠を享受して覚醒できる社会」は睡眠と覚醒による基本的な生活リズムと表裏一体であることを専門的な観点から解説いただきました。
参加いただいた方のアンケートでは、多くの方が「睡眠について考えるいい機会になりました」と回答くださいました。
他にも、「睡眠の優先順位を上げた方が、よりよい社会になっていくのではないかと、改めて考えました」「普段学生対応をする中で、学生の多くは優先順位が低い印象を受けています。今回講師の先生にご講演いただいたことを学生対応の中でも伝えていきたいと考えています」「睡眠負債による様々な問題を知ることができました。睡眠を十分にとることで、日常のパフォーマンスを上げ、毎日の生活が充実し、健康的に暮らすためにも、今後、睡眠時間の確保に積極的に取組みたいとおもいました」などの感想をいただきました。
今回ご回答いただいたアンケート等のご意見を基に、保健センターでは、今後も職員の皆様の安全衛生に役立つ講座を開催していきたいと考えています。