令和6年11月2日(土)長大祭1日目に、ヘルシーキャンパス・プロジェクトのひとつとして、学生サークルFLANとのコラボ企画『AED体験会』を開催しました。
前日から大雨予報による屋台出店中止が発表され、屋内イベントも開催できるかどうかと心配しておりましたが、当日は天気が回復し、予定通り体験会を開催しました。幼児、小中学生から60代の方まで、AEDや一次救命処置に興味がある方約70名の方にご来場いただきました。
会場では来場いただいたグループ(サークル仲間、友人同士、ご家族等)ごとに、FLANの学生やセンター職員より一次救命処置法を説明し、希望者の方全員に胸部圧迫法(心臓マッサージ)とAEDの使い方を体験していただきました。
来場者からは「先日のドラマでAEDを使って救命するシーンを見たばかり。いざという時に自分もできるだろうかと気になっていたので、今日は実際に体験できて本当に良かった」という感想や「とても勉強になった」「とても面白かった」と何度も熱心に練習してくれていたお子さんもいらっしゃいました。また、赤ちゃんを抱っこして参加された方は「子どもの緊急時はどのように対応したらよいだろうか」と自分事として熱心に質問しながら体験されていました。「こんなに体力が必要なのだと実感できた」「学生さんが非常に丁寧に教えてくださり、とてもよく理解できた」など、ご参加いただいた皆さんから好評価をいただきました。
体験後のアンケートも53名の方にご協力頂き、「満足度」、「今後への役立ち度」について、それぞれ98%の方から、「とても満足・満足」、「大いに役立つ、役立ちそう」と回答いただきました。また、参加者全員が説明について「非常にわかりやすい、わかりやすい」と回答されており、同様の講習会を開催する際は、80%の方が他者へ参加を「勧める」という結果でした。
今後も保健センターでは、みなさんにいざというときに役立てていただけるよう、一次救命処置法について学べる機会を作っていきたいと思います。
講習会の様子