令和元年12月9日(月) 文教スカイホールにおいて令和元年度 安全衛生講座を開
催しました。
この講座は、職場における安全衛生対策のより一層の推進を図るため、職員の
健康確保に資する事を目的として実施するものです。
今回は、株式会社ディー・エヌ・エー CHO室 室長代理の平井孝幸 氏を講師に
お招きし、『 健康経営宣言~最高のパフォーマンスを発揮できる組織を目指して
~ 』 と題してご講演をいただきました。
▲福永理事による開講挨拶 ▲【講師】平井 孝幸 氏
講座では、健康経営とはどのようなものであるかをご説明いただきました。社会
的認知度がどのくらいあるか、実践するメリットなど、健康状態は生産性に大きな
影響を与えることを解りやすく解説くださり、受講者アンケートでも “とてもよく
わかった” が83%という結果でした。
また、健康経営の実践実例などもご紹介くださいました。実際に DeNA社内で行
われたセミナーや腰痛撲滅プロジェクト , 新卒健康研修など、どの職場でも実践可
能なヒントが沢山ありました。なかでも、日常目に付きやすい場所に貼りだすよう
にした “知って得する健康知識”ポスターは、アンケートでも好評でした。
DeNAでは、働く人が喜ぶ健康経営を目指して、生産性向上プロジェクトとして
の取組みもなされていました。4種類のメンタルセルフケアメソッド (①呼吸瞑想・
②食べる瞑想・③歩行瞑想・④メンタルコンテキストスイッチ)を取り入れること
での、気分障害に対する予防可能性に関する調査を行い、FMQスコアが向上した被
験者が確認されたとのことでした。
DeNAの徹底的に従業員目線。押し付けない、強制しない姿勢は、受講者の共感
を呼びました。それぞれ違った立場でも、学ぶことの多かった今回の講座でした。
今後の長崎大学の在り方が少しでも良い方向へ変化していく足がかりとなったでし
ょうか。
▲講演後の質疑応答でも関心の高さが伺えました。
保健・医療推進センターでは、頂いた貴重なアンケートをもとに、今後も職員の
皆さまの安全衛生に役立つ講座を開催する予定です。
講座のアンケート結果はこちら 〈アンケート結果PDF〉